自宅の資産価値について考えたことはありますか?
俗に言う、資産価値が高い物件は住みやすい条件(駅近、都心に近い、人気エリア、快適な住環境、など)が揃っている物件のことを指します。
しかしそれらを考慮して価値を出すのは非常に難しいため、ここでは実際に使われている「収益還元法」「取引事例比較法」という2つの方法をご紹介します。
家の賃料に基づいた資産価値の調べ方・収益還元法
収益還元法とは、家賃相場をもとに資産価値を算出する方法です。
「毎月の家賃はいくらか」は「誰かに貸した場合、いくら収入を得られるのか」と考えられるので、物件の価値がどれくらいかわかる、というわけです。
たとえばマンションの場合、他に似たような条件の物件が賃貸に出ていないかチェックします。
同じフロアである、間取りが近い、南向きかどうか、などですね。
一戸建ての場合は一概に家賃だけでは判断しづらいですが、同じエリア内にある似たような条件の物件の賃料が参考になります。
また収益還元法には以下のような計算方法もあり、具体的な資産価値を算出することができます。
計算方法:物件の資産価値=年間純利益÷還元利回り
たとえば、毎月の賃料が10万円、経費(固定資産税など)が25万円、利回りを4.5%に設定すると、
年間純利益(25万円×12ヶ月-25万円)÷0.045=2,111万円
と計算が可能です。
家周辺の相場に基づいた資産価値の調べ方・取引事例比較法
次にご紹介するのは周辺物件の相場と比較して算出する、取引事例比較法です。
不動産会社がよく使う方法で、主に中古物件を取引する際に用いられます。
たとえばマンションで言うと、「似た条件の5階の部屋が先月3,000万円で売れた。高層階である10階のこの部屋は3,500万円で売れるだろう」といった具合です。
一戸建ての場合も同様に、同じエリア内で似たような条件で取引された物件がいくらだったかで比較・算出ができます。
収益還元法と違って具体的な計算方法はなく、感覚に基づいた算出方法です。
その分、比較対象となる物件が多ければ多いほど、より正確な資産価値が算出できるやり方でもあります。
この方法の場合、過去に一度も周辺物件が売りに出されていないということもあるかと思います。
その時は全国で似たようなエリアを探して、そこで近い条件で取引された物件がないかを調べて、比較すれば問題ありません。
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